中野 悠真
輸出オペレーション統括通関・船積みスケジュールの全体設計を担当。港湾関係者との折衝窓口。
会社概要 · 2012年創業
2012年、横浜・山下町。友人に頼まれた一台のセダンを海外へ送り出したことから、ジャパンオートエクスポートの歴史は始まりました。いまもその原点を、輸出センターの運営基準に据えています。
創業当初は、代表一人がオークション会場と港を往復しながら書類を作成する小さな輸出代行業でした。それでも一台ごとに検査記録を残し、船積みスケジュールを几帳面に追いかける姿勢が評判を呼び、国内の解体業者や中古車オークション会社からの紹介が徐々に増えていきました。
転機となったのは、複数の車両を一つのコンテナにまとめて輸送する「混載」の依頼が増え始めたことです。積載効率を最大化するための採寸ルールを独自に整備し、通関書類のテンプレートを仕向国ごとに作り込むことで、対応可能な国と車種の幅が一気に広がりました。
今日のジャパンオートエクスポートは、自社検査ライン、専属通関チーム、そして横浜港との強固な関係を持つ輸出企業へと成長しました。それでも創業時の合言葉——正確に、抜け漏れなく、時間どおりに——は、いまも社内で最も重視される基準です。
輸出センターを訪れるお客様には、検査記録簿や積載計画のサンプルをご覧いただけます。工程を隠さずお見せすることが、海を越えた取引における信頼の土台になると考えているからです。
輸出という仕事は、車両そのものの品質だけでなく、書類・検査・輸送計画の精度によって信頼が決まります。私たちは、通関書類の一字一句、コンテナ番号の記載、検査写真の枚数まで、細部にこだわることを「サービスの一部」として定義しています。
お客様が現地で車両を受け取るまで、私たちの仕事は終わりません。到着後に書類の不備が見つかれば、たとえ船積み後であっても迅速に再送・修正対応を行います。信頼は、問題が起きたときの対応速度でこそ測られると考えています。
検査員も通関担当も、判断に迷ったときはこの三つに立ち返ります。新しい取引先や輸送ルートを検討する際も、この基準に照らして採否を決めています。
船積み前に全車を撮影・採寸し、記録簿とともに共有します。 数値化しにくい部分こそ、社内研修とチェックリストで繰り返し確認し、担当者による差が出ないようにしています。
通関・船積書類の不備ゼロを目標に、二重確認体制を敷きます。 数値化しにくい部分こそ、社内研修とチェックリストで繰り返し確認し、担当者による差が出ないようにしています。
港湾スケジュールを常時追跡し、遅延の兆候を先回りで共有します。 数値化しにくい部分こそ、社内研修とチェックリストで繰り返し確認し、担当者による差が出ないようにしています。
輸出の現場は、車両を運ぶ人だけでは成立しません。検査基準を定める人、船積みスケジュールを組む人、通関書類を作る人——それぞれの専門性が連携して、はじめて一台が海を渡ります。輸出センターでは、ご希望に応じて担当者のご紹介も可能です。
通関・船積みスケジュールの全体設計を担当。港湾関係者との折衝窓口。
船積み前検査基準の策定と、検査員の育成を担当。
コンテナ/ROROの積載計画と、海上輸送スケジュールを管理。
輸出という仕事は、法令遵守と業界基準の理解なしには成り立ちません。ジャパンオートエクスポートが取得・準拠している許可と基準の一部をご紹介します。
神奈川県公安委員会許可のもと、中古車の適正な買付・保管を行っています。
輸出入・港湾関連情報処理システムに接続し、通関手続きを電子化しています。
独自の23項目検査基準を策定し、全車両に適用しています。
国際輸送規格に準拠した固定・梱包手順を標準化しています。
台数の拡大よりも、検査基準と書類精度の更新を優先してきました。結果として、対応国の広がりは後からついてくるものだと実感しています。
中古車オークション代行1台の輸出手配から事業を開始。
船積み前検査を内製化し、写真点数と精度を強化。
RORO船・コンテナ双方の輸送網を拡充。
新興国需要に合わせ、荷室採寸と積載最適化を標準化。
横浜港発の輸出インフラとして、さらに精度を磨いていく。
山下町の輸出センターには、検査ライン、簡易整備スペース、そして船積みを待つ車両の一時保管ヤードが同じ敷地内にあります。動線を短くすることで、車両の移動によるキズや汚れのリスクを最小限に抑えています。
夜間保管
整備
検査
出荷待機列
単独では成立しない輸出という仕事を、複数の専門機関と連携して支えています。守秘・品質の基準を共有した上で、以下のようなパートナーと協働しています。
コンテナヤード・バース利用の連携窓口
第三者検査・鑑定書の発行支援
RORO船・コンテナ船の定期配船枠を確保
各国税関様式に対応した書類作成